国連、次期事務総長と非公式会合


19日、ニューヨークの国連本部で、国連総会とアントニオ・グテーレス次期事務総長との非公式会合が行われました。


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これに出席したベトナムのグエン・フゥオン・ガー国連大使は、グテーレス氏にお祝いの言葉を述べると共に、パン・ギムン事務総長に感謝の意を表明しました。国連総会は13日、年末に退任するパンギムン事務総長の後任に、ポルトガル元首相で前国連難民高等弁務官のアントニオ・グテーレス氏を任命する決議を全会一致で採択しました。

グテーレス氏は来年1月に第9代事務総長に就きます。任期は5年間で、事務局トップとして国連を率いることになります。同氏は受諾演説で、国連が直面する複雑な課題について「仲介者として、懸け橋として解決策を模索したい」と抱負を述べました。

また、「多様性は脅威ではなく、とてつもない財産だ」と述べ、より多様な民族や文化、宗教で構成される社会において、多様性を認めることが社会を統合することにつながると強調しました。その上で、過激組織などが外国人への憎悪をあおることをゆるしてはならないと訴えました。


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