国際世論、米キューバ国交交渉を歓迎

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キューバ人、米との関係正常化を歓迎 (写真:AFP)

米国とキューバが国交交渉の開始を発表したことについて、国連の潘基文事務総長は17日の記者会見で、「国連は、両国の良好な隣国関係の構築を支援する用意がある」と述べ、歓迎しました。

一方、EU=欧州連合のモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表(外相)は17日、「対立に対話が勝利した。歴史的転換だ」と歓迎する声明を発表しました。

中国外務省の秦剛報道局長は18日の記者会見で、オバマ大統領が発表したキューバとの国交正常化方針に関し「歓迎と支持」を表明し、キューバに対する「封鎖政策」をできるだけ早く解除するよう米国に求めました。秦局長はキューバとの関係について「われわれは伝統的な友誼を重視しており、これまで通りキューバが選択した政治制度と発展の道を支持する」と明言しました。「国際情勢がいかに変化しようとも友好を発展させる方針は変わらない」と述べました。

こうした中、アメリカのジェイコブソン国務次官補(西半球担当)は18日、ワシントン市内の国務省で記者会見し、キューバの首都ハバナで2015年1月後半に予定されている米キューバの移民協議が、1961年以来の外交関係の回復に向けた交渉になると語りました。交渉では相互の大使館設置を含めて法的、技術的な問題が話し合われる見通しです。

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