(VOVWORLD) - 12日、在日本ベトナム人協会のチャン・ゴック・フック会長は日本の旭日単光章を授与されました。
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1947年にベトナム中部の古都フエで生まれたフックさんはベトナム戦争中の1968年、日本へ留学しました。1974年に大学を卒業した後、医療機器を開発する会社に就職しましたが、その後1984年、埼玉県川口市で株式会社メトランを設立しました。
医療機器開発メーカーとして知られている同社が開発した高頻度振動換気(HFO)人工呼吸器は、未熟児救命領域を支える柱ともいえる医療機器の一つと言われ、日本全国の新生児集中治療室の約90%で使用されています。この呼吸器は現在、ドイツ、イギリス、スイス、タイ、マレーシア、台湾、メキシコ、コスタリカなど多くの国々に輸出されています。