女性外相会合が閉幕=「新たな常態に」-カナダ

【時事】カナダ東部モントリオールで開かれていた世界各国の女性外相を招いた女性外相会合が22日、2日間の日程を終え閉幕しました。

カナダと共催したEU=欧州連合のモゲリーニ外交安全保障上級代表(外相)は記者会見で、「作業を続け、できるだけ頻繁に会うことを決めた」と述べ、形式にこだわらずに今後も女性外相の集まる会合を開く意向を示しました。

会合には10カ国以上の女性外相が参加しました。女性の政治参加や性に基づく暴力の撲滅などジェンダー問題にとどまらず、シリアやウクライナ、ミャンマー情勢も協議しました。

「現実の問題について自然発生的な議論」(モゲリーニ氏)を行うため共同宣言は調整されませんでした。会合の成果は、G7=先進7カ国や、日本が来年議長国を務めるG20=20カ国・地域の枠組みで生かしていく方針です。

関連ユース

ご感想

他の情報