シンポジウムの光景

16日午前、ホーチミン市で、「学習社会作り・ビジョンから行動へ」に関するシンポジウムが行なわれました。席上、参加者らは、現在から2020年まで、ベトナムにおける学習社会作り目標の遂行へ向けて、具体的な行動計画の立案について分析し、意見を提出しました。

ベトナム奨学協会のファム・タット・ゾン副会長は「この2年間実施されてる2012～2020年期の学習社会作り事業はコミュニティー教育の質的向上に大きく寄与してきた。しかし、多くの困難と試練がある」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「国民の１人１人が自分に合う学習方法を選択できるチャンスは少ないということは困難の一つです。現在、全国における1万１０００ヶ所のコミュニティー学習センター、およそ７０００箇所の図書館、文化会館などが活動していますが、それらの場所で、コミュニティー学習や、生涯学習事業に関する規制や政策がまだとられていない現状です」