では、先ず、文化ニュースからです。

＊     6月27日から7月3日にかけて、カントー市で、「グリーン西部」をテーマにした「メコンデルタグリーン観光週間」というイベントが開催され、国内外の観光客多数を集めました。その際、観光見本市や、飲食文化祭、ストリート祭り、メコンデルタ地域のミスコンテスト、アーチストらとの交流会が行われました。特に、メコンデルタ観光に関する会議、メコンデルタグリーン観光開発協力に関するシンポジウムも開催されました。

メコンデルタにあるティエンザン省カイベ県カイベ街のカイベ水上市場の観光用小船と女性ガイドさん

＊     7月4日、アメリカ・ワシントンで、ベトナム映画局の主催による「ベトナム映画週間」が18日までの日程で開幕しました。今回は、ベトナムの歴史や、現代生活にちなんだ映画6本が上映されています。

＊     今週、ハノイ市党委員会は「2011～2015年期における文化・社会発展、人材の質的向上」プログラムを総括する会議を行いました。このおよそ5年間、このプログラムは多くの重要な結果を収めてきたと評価されています。ハノイ文化スポーツ観光局のチュオン・ミン・ティエン副局長は次のように語りました。

（テープ）

「これまで、“ハノイの無形文化遺産総括保護案”や、“ゾン祭りの価値発揮プロジェクト”、“文廟国士舘の石碑保存プロジェクト”などが積極的に実施されています。また、文化スポーツ観光局はタンロン古城遺跡の保存にも力を入れています。これらの活動は文化遺産の保護・発揮に寄与しています。」

＊     今週、ハノイとホーチミン市で、「平和コンサート」と題する音楽会が行われました。市民らは、ポーランドや、ハンガリーのミュージシャンの優れた演奏を楽しめました。「平和コンサート」がベトナムで開催されるのは今回が初めてです。


次はスポーツニュースです。

＊   今週、タイで、ASEAN＝東南アジア諸国連合の重量上げ選手権大会が行われました。ベトナム選手らは、3個の金メダルを含め計11個のメダルを獲得し、総合で2位に立っています。トップに立っているのはタイチームです。

＊     6月30日から7月9日にかけて、「ボンダー（サッカー）」新聞の主催により、U17サッカー選手権大会が行われています。今年は、ホーチミン市や、南部ドンタップ省、アンザン省など、8つのチームがエントリーしています。ホーチミン市サッカー連盟のチャン・アイン・トゥ会長は次のように明らかにしています。

（テープ）

「この5年間の結果から見れば、プレイヤーの能力が一段と高まってきたといえます。この選手権大会を通じて、多くの優れたプレイヤーが発見されてきました。」

＊     今週、ベトナムの陸上競技選手も優秀な成績を収めました。先ごろ、タイで行われたアジアグランプリで、ベトナムのグエン・ティ・フゥエン女子選手とクアイク・コン・リク男子選手は400メートル競走で金メダルを獲得しました。