新たな核実験、「米国の態度にかかっている」=朝鮮民主主義人民共和国外相
[ロイター] - 朝鮮民主主義人民共和国の李容浩外相は26日、新たな核実験を行う可能性について「すべて米国の態度にかかっている」と強調する一方、米国が朝鮮半島の非核化の可能性を打ち砕いたと批判しました。聯合ニュースが伝えました。
朝鮮民主主義人民共和国の李容浩外相
(写真:laodong.com)
ラオスの首都ビエンチャンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に出席した同外相は記者団に対し、「新たな核実験を行うかどうかはすべて米国の態度にかかっている」と発言しました。さらに、朝鮮民主主義人民共和国は責任ある核保有国だとし、「核保有国からの侵略の脅威を受けない限り、核は使用しない」と述べました。
朝鮮民主主義人民共和国は今年1月、4度目の核実験を強行しました。それを受けて国際社会による対朝鮮民主主義人民共和国制裁が強化されました。韓国政府の当局者らや専門家はいつ5回目の核実験が行われてもおかしくないとみているます。