「新局面のベトナム東部海域とベトナムの対策」シンポジウム

(VOVWORLD) - 19日午前、北部ハロン市で外交学院の主催により、「新局面におけるベトナム東部海域とベトナムの対策」というシンポジウムが行なわれました。

これは地域と世界の新たな情勢におけるベトナム東部海域(南シナ海)問題を全面的に評価し、ベトナムの対応策を定めることが狙いです。

開会式でファム・クアン・ビン外務次官は「大国間の競争やベトナム東部海域(南シナ海)での勢力の集結が複雑に推移しており、同海域の状況、及び地域の平和、安定、安全保障の維持を目指す共同規範の作成と実施にマイナス影響を与える恐れがある」との見方を表明しました。また、「これまでのベトナム東部海域での迅速かつ複雑な推移は実状の慎重な研究や適切な対応策を必要としている」と強調しました。

他方、シンポジウムで発表された報告は「地域の秩序や2030年までの海洋戦略決議におけるベトナム東部海域」、「ベトナム東部海域に関する法的問題」、「同海域での紛争の平和的解決、関係各国間の協力の実状と展望」などを主要議題として取り上げました。

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