これを受けて両首脳が短時間面会し、安倍総理大臣は女性の捜索に全力を尽くす考えを伝えました。

日本時間の17日夜、安倍総理大臣は訪問先のフランス・パリの大統領府、エリゼ宮の中庭で、マクロン大統領と記者発表を行いましたが、その際、１人の女性が突然、ことし７月、日光市で行方不明になったフランス人女性の家族だと名乗り出ました。

このため両首脳は、この女性をエリゼ宮の中に招き入れて短時間面会しました。

女性から捜索を続けるよう要請され、安倍総理大臣は「引き続き全力を尽くしていきたい」と応じました。

このあと行われた首脳会談で、マクロン大統領は安倍総理大臣に対し「突然の面会にもかかわらず、人道的にお会いいただき感謝する」と述べるとともに、日本の捜査機関などのこれまでの尽力に謝意を示しました。