日米首脳会談

(VOVWORLD) -トランプ大統領と安倍総理大臣の首脳会談は27日午前11時過ぎに始まり、出席者や会議の形式を変えながら、およそ3時間にわたって行われました。日米首脳会談は今回が11回目です。
日米首脳会談 - ảnh 1          (写真:CNN)

皇居で天皇陛下と会見したあと、トランプ大統領は、港区元赤坂の迎賓館に入り、午前11時すぎから、安倍総理大臣との日米首脳会談に臨みました。

会談の冒頭で、安倍総理大臣は「会談では、北朝鮮問題を初めとする国際社会が直面するさまざまな課題や、日米経済、G20サミットの成功に向けてしっかりと調整を図り、突っ込んだ議論を行いたい。そして令和の時代に入っても日米の同盟の絆が強固であることを鮮明に内外に示すものとしたい」と述べました。

トランプ大統領は「日本との関係は、これまでになく非常に素晴らしいものだと思っている。日本との関係はこれまでで最高です」と述べました。
そして「貿易について、素晴らしい話しをしたい。軍事についても話しをする」と述べ、日米の新たな貿易交渉について「おそらく8月に良い内容を発表できると思っている」と述べました。

また、イラン情勢に関して「日本はイランと非常に良好な関係を持っていることは知っており、総理はその点について、すでに私に話をしてくれた。イランも話をしたがっていると思うし、私たちも話したい」と述べ、日本政府の仲介に期待を示しました。

今回の会談では、安倍総理大臣は、ことし5月の北朝鮮による短距離弾道ミサイルの発射を踏まえ、今後の対応や連携を確認したうえで、拉致問題の解決に向けた協力を要請したと見られます。

また、中国やロシアへの対応をめぐっても意見が交わされたものと見られます。

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