日韓外相、19日会談=対朝鮮民主主義人民共和国で連携確認

【時事通信社】日韓両国外務省は17日、康京和・韓国外相が19、20両日、日本を訪問すると発表しました。
日韓外相、19日会談=対朝鮮民主主義人民共和国で連携確認 - ảnh 1    康京和・韓国外相(写真:TTXVN)

19日午後に河野太郎外相と会談し、朝鮮民主主義人民共和国の核・ミサイル問題への対応で緊密な連携を確認、日韓関係などについて意見交換します。

康外相の訪日は就任後初めてです。韓国外相の訪日は2016年8月の尹炳世外相(当時)以来となります。聯合ニュースは、康外相が滞在中、安倍晋三首相を表敬する可能性も高いと伝えました。

朝鮮民主主義人民共和国は11月29日、ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星15」の発射実験を強行、「核武力(戦力)の完成」を宣言した。日韓外相はこうした動きについて「国際社会への深刻な挑戦である」との認識を共有しました。新たな挑発を抑止し、朝鮮民主主義人民共和国を非核化に向けた対話に引き出すため、制裁・圧力をさらに強める方針を確認するとみられます。

一方、日韓関係では、韓国外務省が慰安婦問題をめぐる日韓政府間合意の交渉過程などに関する検証結果を年内にも発表する見込みで、康外相は検証結果について説明する可能性もあります。これに対し、河野外相は合意の着実な履行を求める考えです。

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