その中で、今国会が汚職防止対策法改正案を採択することは有権者の歓迎を受けています。ハノイ市民のド・ズイ・トゥオンさんは、幹部の資産公開は効果的な汚職防止対策の一つであると述べ、次のように語りました。

（テープ）

「先ごろの報告によりますと、資産公開を行った幹部100万人の中、問題がある幹部は数人しかいませんでした。幹部の資産公開について、幹部の給料は明らかになっていますが、給料以外の収入をしっかりと管理しなければなりません。国民は、幹部の資産公開に特別な関心を払っています。」

一方、行政システムのリストラも、多くの有権者の注目を集めています。ホーチミン市民のレー・タイン・トゥンさんは次のように語りました。

（テープ）

「行政システムのリストラは、その部門・地方のトップが先頭に立って行わなければなりません。リストラができないと、そのトップは国民の前に責任を取らなければなりません。」

なお、今国会は、6件の法案を採択するほか、12件の決議案と9件の法案について討議する予定です。