朝鮮ミサイル発射巡り日アメリカ韓の防衛当局が協議



朝鮮ミサイル発射巡り日アメリカ韓の防衛当局が協議 - ảnh 1
(写真:TTXVN)

(NHK)朝鮮民主主義人民共和国による新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイルの発射を受けて、アメリカ国防総省は日本、韓国の防衛当局と協議し、3か国の緊密な連携を確認するとともに、韓国への最新の迎撃ミサイルシステムの配備に向け、協議を急ぐ考えを示しました。

アメリカ国防総省のクック報道官は24日、朝鮮民主主義人民共和国が新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイルを相次いで発射したことを受けて、国防総省の担当者が日本、韓国の防衛当局とテレビ会議を行ったことを明らかにしました。会議では、それぞれの情報を共有するとともに、3か国で緊密に連携して対応していくことを確認したということです。

また、クック報道官はアメリカの最新迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国への配備について、「進展しており、効率的かつタイムリーにまとめていきたい」と述べ、協議を急ぐ考えを示しました。

一方、アメリカ政府の当局者は取材に対し、朝鮮民主主義人民共和国は「ムスダン」を400キロ以上飛行させ、高度は1000キロを超えたとしたうえで、アメリカ軍の基地があるグアムも射程に収めるとされる能力について、「一定程度、その能力を示したと言え、着実に技術を進展させている」と述べました。そのうえで、「移動式であるため、探知が難しく、その意味でも極めて深刻な懸念だ」と述べて、今回の発射について分析を急ぐ考えを示しました。

 

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