(VOVWORLD) - (AFP)朝鮮民主主義人民共和国は5日、標準時を30分早め、韓国の標準時に統一しました。これにより、ソウル、平壌、東京の間では時差がなくなりました。
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金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は先週、朝鮮半島を南北に分断する軍事境界線上の板門店で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した際、韓国との標準時の統一を約束しました。両者はさらに、非核化と和平協定締結を目指すことで一致しました。
朝鮮民主主義人民共和国の国営朝鮮中央通信は「標準時の変更は、歴史的な第3回北南首脳会談後、北南統一の歩みを早めるため実行される最初の実際的な措置だ」と伝えました。韓国政府は先に、標準時の統一は両国の関係改善に向けた「象徴的な動き」だと歓迎していました。
朝鮮民主主義人民共和国と韓国の間に時差が生じたのは2015年と最近のことです。朝鮮政府はこの年、日本が1910年に朝鮮半島を植民地化するまで使われていた30分遅い時間帯に標準時を戻していました。