河野外相 ”IAEA支援は国際社会で”

(NHK)朝鮮民主主義人民共和国の非核化をめぐって、河野外務大臣は、IAEA=国際原子力機関による査察や検証などの活動が円滑に進められるよう、国際社会が連携して支援する必要があるという認識を示しました。

河野外相 ”IAEA支援は国際社会で” - ảnh 1 河野外務大臣(右)とIAEAの天野事務局長(左)(写真:Kyodo/TTXVN)

河野外務大臣は日本時間の5日、オーストリアのIAEA本部で天野事務局長と、朝鮮民主主義人民共和国の非核化をめぐって意見を交わし、朝鮮民主主義人民共和国がIAEAの査察を受け入れた場合は、日本がその費用の一部を負担するなど積極的な貢献を行う方針を伝えました。

そのうえで、両氏はアメリカと朝鮮民主主義人民共和国との協議の行方を見極めながら、緊密に連携していくことを確認しました。

このあと、河野大臣は記者団に対し、「日本だけではなく、世界各国で支援すべき話なので、IAEAがどれくらいの費用や人員などを必要とするのか見積もったうえで、各国に働きかけることが必要だ」と述べ、国際社会が連携して支援する必要があるという認識を示しました。

また、河野大臣は、アメリカのポンペイオ国務長官が今週、朝鮮民主主義人民共和国を訪問することについて「北朝鮮との交渉の状況を聞いて、今後の対応をしっかりすりあわせたい。いた朝鮮が善意を持って交渉にあたるのかどうか、ポンペイオ長官が見極めてくると思う」と述べました。

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