(yomiuri.co.jp)東日本大震災で津波被害に遭った福島県相馬市の原釜尾浜海水浴場が21日、復旧工事を経て、8年ぶりの海開きを迎えました。
原釜尾浜は震災前、年に5万人が訪れる観光名所でしたが、津波で堤防が壊れ、砂浜が削られる甚大な被害を受けました。今春に復旧工事が終わり、県が実施する海水の放射性物質の検査でも検出限界値を下回っています。
海水浴場には子供たちの歓声が響き、福島市から家族で訪れた小学4年の男児(10)は「波が気持ちよかった」とはしゃいでいました。
福島県内には震災前、18か所の海水浴場があり、昨夏までに3か所で再開しています。