県内産コシヒカリの1等米77%

(NHK)県内でことし収穫されたコシヒカリについて、品質が最も高い「1等米」の比率は77%で去年に比べてやや劣り、県は日照不足や台風の影響を受けたと分析しています。
県農産物検査協会は、10月末までに県内で収穫された新米のうち33万トン余りの品質検査の結果をまとめ、発表しました。
それによりますと、主力のコシヒカリは、品質が最も高い「1等米」の比率が県全体で77%で平年並みだったものの、去年の同じ時期に比べて6.4ポイント下回っています。
産地別に見ますと、新潟市や上越市などの「一般」で去年よりも6.8ポイント低い78.3%、「魚沼」が0.1ポイント低い76.3%、「岩船」が12.1ポイント低い64.8%、「佐渡」が12.2ポイント低い73.9%となっています。
これについて、県農林水産部経営普及課は「県内では、コシヒカリが実る時期に日照不足の影響を受けた。岩船と佐渡では、日照不足に加え台風による塩害の影響も大きかった」と分析しています。

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