グエン・ティ・キム・ガン国会議長

23日午前、ハノイで、第12期国会第4回会議が開幕しました。会議には、グエン・フー・チョン共産党書記長、チャン・ダイ・クアン国家主席、グエン・ティ・キム・ガン国会議長、グエン・スアン・フック首相らが出席しています。

開幕演説にたったガン国会議長は、年初めからの9ヶ月、経済成長の維持、行政改革の促進、経営投資環境の改善、社会福祉の強化、国防・安全保障の保全、国際社会におけるベトナムの威信の向上など多くの成果を収めていると強調しました。また、26日にわたって行われる今国会で、6件の法案を採択するほか、12件の決議案と9件の法案について討議する予定であると明らかにしました。ガン国会議長は次のように語りました。

（テープ）

「今国会で討議される法案などは有権者と社会の関心を集めている重要なものです。これらの法案などは、2013年憲法の規定を具体化させ、人権保護、経済発展、経営環境の改善、国防・安全保障の保全、汚職防止対策、行政改革の促進を目指します。監視作業について、国会は、国家行政システムの改革を目指す2011年から2016年期の法律の施行に関する監視活動を行うほか、最高人民裁判所長官と最高人民検察院長官の活動報告、汚職防止対策を始めとする犯罪防止対策に関する政府の報告に耳を傾けます。」

このように語ったガン国会議長はまた、今国会は、ロンタイン国際空港の建設に必要な土地の立ち退きプロジェクト、南北縦断高速道路の建設の主張、ホーチミン市の発展のための特別政策など国民の注目を集めている議案について話し合うと明らかにしました。

ガン国会議長の演説後、グエン・スアン・フック首相は、2017年の経済社会発展計画の実施状況と、2018年の経済社会発展計画について報告を行ったほか、ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のチャン・タイン・マン議長は、有権者の意見をまとめた報告を行いました。

ベトナムの声放送局は、国会の開幕式で読み上げられたフック首相の報告をニュースの後お伝えしますので、どうぞお聞きください。