閉会式で発言に立ったグェン・テイ・キム・ガン国会議長は「今国会では、グェンフーチョン共産党書記長が国家主席として選出された他、9本の法律を採択し、他の6本の法案に意見が寄せられた。特に、国会はCPTPP＝包括的かつ先進的環太平洋経済連携協定の批准決議、及び、関連文書を可決した」と明らかにしました。ガン国会議長は次のように語りました。

（テープ）

「今国会は2018年の最後の会議であり、経済社会の発展、国家予算に関する国会決議の実施状況を総括する会議でもあります。その中で、「2018年を始め、この3年間、ベトナムは多くの困難と試練に直面しましたが、それでも、ベトナムの経済、社会は全面的に発展し、経済構造事業が前向きな成果を収め、GDP＝国内総生産の伸び率は高い水準を維持してきました。また、国防・安全保障が確保され、地域と国際社会におけるベトナムの地位は絶え間なく向上しています」

また、今国会は監視に関する国会決議の実施状況を確認しました。ガン国会議長はさらに次のように語りました。

（テープ）

「国会は国会によって選出、または、批准された役職者に対する信任投票を行いました。これは特別な監視事項で、信任投票の対象者の取組を客観的に評定するものです。また、第6回国会会議は国会活動の刷新と質的向上に多くの成果を見せ、活発で、民主主義的に行われた国会での討議は、有権者の関心を集めています。」

閉会式が行われたことに先立ち、国会は土地区画整理法改正案、汚職防止法改正案、人民公安法改正案を採択しました。