ファム・ビン・ミン副首相兼外相

開会演説に立ったファム・ビン・ミン副首相兼外相は、「地方外交会議が外交会議と平行して開催されるのは今回が4回目である。会議の代表は地域と世界情勢の新しい動きを把握できるだけでなく、中央と各地方行政府、国内外の代表が対外活動の効果向上を目指す対策を討議するチャンスともなる」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「今年は、ベトナム共産党の第12回大会決議を実施する区切りの年であり、また、国際社会への広範な参入に関する政策、及び、2016年～2020年期の経済社会発展計画に関する国会と各地方の決議実施の締め切り期間ですが、こうした背景の中で、今回の会議が開催されます。そのため、会議は重要な意義を持っています。」

このように語ったミン副首相兼外相は地方外交がこれまでに達成してきた全面的な成果を高く評価し、次のように語りました。

（テープ）

「外交部門が達成してきた成果には地方外交活動に携わっている人々の大きな貢献を抜きにして語ることはできません。地方外交が主体的、かつ、積極的に展開されてきました。私たちは、外国の相手との関係強化や、輸出市場の拡大、投資・貿易活動の促進、各地方と全国の経済社会発展目標の遂行に貢献しています。」

会議では、2016年～2018年期における地方外交活動を総括する報告書と2018年～2020年期の行動計画が発表されました。これによりますと、今後、各地方は外務省、及び、外国駐在ベトナムの代表機関と引き続き緊密に協力して、経済社会発展と国際社会への参入に効果的に奉仕するため、地方外交活動の効果向上に取り組みます。