ベトナムだけで、この20年間、貧困率は60%から10%に低下してきた。
22日午前、ホーチミン市で、貧困解消に関する第5回シンポジウムが行なわれ、バングラデシュ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、インド、タイ及びベトナムの大学の講師、研究者らが参加しました。このシンポジウムは貧困解消問題に向けて、各国大学の協力を強化し、民間組織や非政府組織及び政府間の協力の前提を作り出すと期待されています。
シンポジウムで出された報告によりますと、多くの国では経済発展が多大な成果を遂げたものの、貧困状態は続いており、社会の不安をもたらす要因であり、世界の平和と安全保障を脅かしています。特に、世界的な金融危機以来、先進諸国は高い失業率と低い経済成長率に直面しています。ベトナムだけで、この20年間、貧困率は60%から10%に低下してきました。ベトナム政府は貧困解消を断固として実現しています。