米の対キューバ経済制裁解除求める決議、国連総会で採択

米の対キューバ経済制裁解除求める決議、国連総会で採択  - ảnh 1

 

(TBSテレビ)アメリカがキューバに対して行っている経済制裁について、国連総会は、28日、解除するよう求める決議案を圧倒的多数の賛成で採択しました。

1959年のキューバ革命以来、アメリカが半世紀以上にわたって続けているキューバへの経済制裁。これを解除するよう求める決議案には、国連加盟193 か国のうち、日本やイギリスなどを含む188か国が賛成し、反対したのはアメリカとイスラエルの2か国だけという圧倒的多数の賛成で採択されました。

「人道上の被害が拡大している。今や国民の77%が生まれた時から制裁を受け、不当な苦しみを強いられている」(キューバ ロドリゲス外相)

革命以来、社会主義独裁体制を続けるキューバに対し、アメリカは、「国民の自由と権利を侵害している」などとして制裁の解除を拒否しましたが、国連加盟国のほとんどが制裁に反対する中で、対キューバ政策におけるアメリカの孤立が際立っています。

ご感想

他の情報