米、シリア復興支援拠出を中止=早期撤退否定、IS掃討継続

(VOVWORLD)(時事通信) -アメリカ国務省のナウアート報道官は17日、声明で、シリア復興支援のための資金拠出を中止すると発表しました。
米、シリア復興支援拠出を中止=早期撤退否定、IS掃討継続 - ảnh 1       写真: AFP/TTXVN
ただ、過激派組織「イスラム国」(IS)を完全に掃討するまで「米国はシリアにとどまる」と強調しました。トランプ大統領が3月に示唆した米軍の早期撤退は否定しました。人道支援にも影響はないとしています。
トランプ政権は3月、シリアでIS支配から解放された地域の復興支援資金約2億3000万ドル(約254億円)の拠出を凍結しました。拠出計画の見直しを進めるとともに、同盟各国に負担を増やすよう求めてきました。
アメリカ政府は今回の中止決定について、4月以降、サウジアラビアなどから3億ドル(約331億円)の資金が集まったことを理由に挙げました。アメリカの資金は「他の主要な外交上の優先事案」に割り当てられるということです。
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