カナダのフリーランド外相（写真：AFP/TTXVN）

両政府は先週の会合で、８月中の大筋合意を目指し、ＮＡＦＴＡ見直しに向けた協議を進めることで一致しています。

メキシコ交渉団の関係者は３０日、ロイターに対し、実務レベルの協議がおそらく８月１日まで行われ、２日に閣僚級協議が開かれると明らかにしました。また、メキシコ交渉団はこの協議に参加しますが、カナダが参加するかどうかはまだ分からないと述べました。

別のメキシコ交渉団関係者も、閣僚級協議が２日に予定されていると語りました。

メキシコ経済省の報道官は、今週中に実務者協議が開かれるとした上で、閣僚級協議が行われるかどうかは知らないと述べました。

カナダのフリーランド外相は、シンガポールで開催されるＡＳＥＡＮ＝東南アジア諸国連合関連外相会議に出席するため、３１日にカナダを発つ予定です。一連の会議は４日まで続くため、フリーランド外相が２日のワシントンでの協議に参加する可能性は低いとみられます。

フリーランド外相は先週２５日にメキシコを訪問しました。同相とメキシコのグアハルド経済相は会談後、ＮＡＦＴＡ見直しについて、アメリカ、カナダ、メキシコの３カ国で構成する協定を維持すべきと主張していました。