英 200万人以上 国民投票やり直し求め請願に署名
(写真:PA)
イギリスは23日の国民投票で離脱を選び、残留派の中心人物だったキャメロン首相は辞意を表明しましたが、国内の各地で、離脱を思いとどまるべきだとする声が上がっています。
イギリス議会のウェブサイトには、国民投票のやり直しを求める市民からの請願が掲載されていて、これに同意を表明しようと署名する人が相次ぎ、その数は、200万人を超えました。
ある請願への署名が10万人を超えると、議会は、請願の内容について議論するかどうか検討しなければならないということです。
しかし、国民投票が再び行われる可能性は低いとみられています。
一方、ロンドン中心部にある議会の前の広場には、25日、EUへの残留を求める市民、100人以上が集まって、集会を開きました。
参加者たちはEUの旗やプラカードを手に、「離脱派の主張はうそばかりだ」とか、「私はイギリス人であるとともにヨーロッパ人だ」などと声を上げていました。