露ウクライナ、ガス問題「いくつかの重要な進展」 ２９日に再協議
ロシアからウクライナへの天然ガス供給が停止されている問題で、両国とEU＝欧州連合は２１日、閣僚級協議をブリュッ セルで行ったが、合意に至らず、２９日に再協議することを決めました。協議を仲介した欧州委員会のエッティンガー副委員長は「いくつかの重要な進展はあった」 と述べ、次回協議での合意に期待感を示しました。
協議では冬季のガス供給再開に合意できるかが焦点でしたが、ロシア側が懸念するウクライナ側の支払能力の問題が解けなかったもようです。欧州委は２１日、ウクライナから２０億ユーロ（約２７００億円）の追加支援の要請を受け、IMF＝国際通貨基金と検討する考えを示しました。