(NHK)韓国の超党派の国会議員13人が、22日島根県の竹島に上陸し、ソウルにある日本大使館は、「上陸が強行されたことは極めて遺憾だ」と強く抗議し、再発防止を求めました。
(写真:AFP/TTXVN) |
韓国では、島根県の竹島を「トクト(独島)」と呼んで領有権を主張し、10月25日を「トクトの日」としています。
これを前に22日午後、韓国の超党派の国会議員13人が竹島に上陸し、国旗と横断幕を掲げて韓国の領土だとアピールしたり、駐留する警備隊員を激励したりしました。
上陸した議員の1人は写真をフェイスブックで公開し、目的について「日本を糾弾し、正しい歴史認識を広めるための訪問だ。韓国の土地だということを世界に示さなければならない」と書いています。
これを受けてソウルにある日本大使館の水嶋総括公使は、韓国外務省のキム・ヨンギル(金容吉)北東アジア局長に対し、「わが国の立場に照らし到底受け入れられない。事前の抗議、中止の申し入れにもかかわらず、上陸が強行されたことは極めて遺憾だ」と強く抗議し、再発防止を求めました。