EU離脱後の英国、自由貿易擁護者の役割果たす=メイ首相

[ロイター] - メイ英首相は19日、スイス・ダボスで開かれている世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で演説し、英国が欧州連合(EU)離脱後、自由貿易とグローバル化の擁護者としての役割を果たして行く考えを示しました。


EU離脱後の英国、自由貿易擁護者の役割果たす=メイ首相 - ảnh 1
(写真:THX/TTXVN)

メイ首相は、EU離脱後の英国が、ビジネスや自由市場、自由貿易の最も強力な支持者として、新たな指導的役割を担うと表明しました。

「EU離脱の決定は欧州の友人を拒絶するものではない。欧州諸国とは利害や価値観など多くを共有している」と述べ、「(離脱は)欧州との間に距離を置くものでも、大陸の安全と強さの維持に寄与してきた協力関係を解消しようとするものでもない」と強調しました。

また、離脱交渉開始に向けたリスボン条約50条の発動後には不透明な局面が予想されるとしながらも、将来について明るい見方を示しました。

さらに、オーストラリアやニュージーランド、インドなどと今後の通商協定について既に協議を始めたと述べました。

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