ハノイを愛して

(VOVWORLD) -作家でもあり文化研究家でもあるヒュウ・ゴックさんは、1918年にハノイで生まれました。フランス語、英語、ドイツ語が堪能です。
ハノイを愛して - ảnh 1                 ヒュウ・ゴックさん

ゴックさんは60年にわたって作家として活動し、34の作品を世に出しました。その中のほとんどが、ハノイの文化を題材にしたものです。英語とフランス語で書かれたゴックさんの著書「ハノイ文化の肖像スケッチ」は、今年ハノイで行われた第7回フランス語圏諸国首脳会議に出席した各国の首脳に贈られています。題名が示すように、この本は、ゴックさんのハノイ文化の研究をまとめたものです。ゴックさんの話です。

(テープ)

「私の本には、ハノイを紹介するものが多いです。ハノイはベトナムの首都であって、民族の心でもあると思うからです。ですから、国内外で出版した自分の本の中に、ハノイを取り上げるものが少なくないんです。」

VIPへ贈られた「ハノイ文化の肖像スケッチ」の執筆には3か月を費やしたそうです。ハノイ市内にある史跡から、ベトナムの歴史がわかるようになっています。ハノイ遷都1000年を迎えた2010年には、「ハノイ、あなたは誰?」という本を英語で書いています。ハノイの飲食文化、娯楽、地理、歴史などを10章からなる文章で紹介しています。

翌2011年には、500ページに及ぶ「我がハノイ」を執筆。ゴックさんの外国人の友人がハノイで暮らした時の体験談などを盛り込んでいます。ゴックさんにとって、ハノイ市内の湖は、首都の伝統的な文化の中で、大きな価値を持っているようです。湖はハノイの魂であると言います。ゴックさんの話です。

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「湖はハノイの物質的、そして精神的にも大きな存在です。そのため、15世紀から湖を中心に、街が建設されたのです。湖はハノイの魂で、伝説や歴史にもよく出てきます。例えば、ハノイ中心地のホアンキエム湖は玉山祠、亀の塔があって、剣を返すという伝説があります。」

ハノイの街には並木が多く、これらの街路樹がゴックさんにとって、象徴的なものになっています。

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「私のハノイは木々のイメージです。街路樹は色々な種類があって、多くの外国人からも好評です。それぞれの通りには、違う種類の木が植えられています。例えば、ロードゥック通りは『サオ』という木の並木です。グエンズー通りは『ホアスア』の木で有名です。」

ゴックさんについて、ハノイにある出版社社長はこのように話しています。

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「ゴックさんは、作家でもあり、長年にわたって各国の文化を研究してきた記者でもあります。多くの経験があって、これまで、ベトナムの文化を外国に、外国の文化をベトナムに紹介するという大きな仕事をしてきました。私たちはゴックさんを、文化人、あるいは、文化研究者と呼んでいます。」

ハノイの発展に貢献した人に贈られる「ブイ・スアン・ファイ賞」があります。ハノイにまつわる作品を数多く出し、ベトナム国内外の人達にハノイをPRしてきたことから、ゴックさんにも8月に、この賞が贈られています。

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