世界遺産をつなぐルートの一部になるフオン寺

(VOVWORLD) -特に、旧暦1月6日~3月15日の間には参拝客が最も多くなります。

ハノイ郊外ミードゥク県フォンソン村にあるフオン寺「香寺」は、ハノイにある有名なお寺です。現在はハノイ管ですが、かつて、ハタイ省に所属していたこのお寺は、霊山・香山にあって、毎年、ベトナム人多くがここに参拝に訪れます。

世界遺産をつなぐルートの一部になるフオン寺 - ảnh 1

特に、旧暦1月6日~3月15日の間には参拝客が最も多くなります。フォン寺に行くためには山のふもとまでは、小舟に乗り、まるで水墨画のような景色の中を進まなければなりません。このようにフオン寺は人気のある心霊の旅の目的地となってきました。また、このお寺は北部にある世界遺産をつなぐルートの一部となる可能性があります。

2017年12月25日、フオン寺を含むフオンソンという歴史遺跡と景勝地が政府により、国の特別な遺跡として認定されました。

これまで、フォン寺を訪れた人々はフォン寺祭りが行なわれる年初3ヶ月間に集中しましたが、国の特別な遺跡として認定されたのはこの寺の観光発展に大きなチャンスとなることが期待されています。

最近、フオン寺に行く人々は礼拝のためだけでなく、この寺周辺にある美しい風景を楽しむいわゆる観光目的もあります。北部ビンフック省ビントゥウン県の観光客グェン・バン・フンさんは次のように語りました。

(テープ) 

「フオン寺の風景は見事です。また、観光サービスも日増しに改善されています。これは魅力的な観光地です」

現在、フオン寺ではいくつかの娯楽施設が建設されています。そのため、各旅行会社はフオン寺祭りが開催される年初3ヶ月の他、3月に咲くホアガオという赤い花が開く季節、8月,9月、10月に睡蓮や蓮の花が咲く季節に、フオン寺への観光ツアーを企画します。

北部ニンビン省のチャンアン景勝地、古都ホアルー、バイディン寺、ハノイのタンロン城などおよど100キロメートル以内に多くの世界遺産があります。フオン寺管理委員会のファム・ミン・トゥ( Pham Minh Tu) 委員長は次のように語りました。

(テープ)

「この寺の観光がさらに発展すれば、どんな地区が観光用地区かどんな地区が礼拝の地区かをはっきり企画しなければなりません。」

現在、毎年、フオン寺を訪れる観光客はおよそ2百万人にのぼっています。観光部門からの売上高はフオンソン村の収入のおよそ65%を占めています。今後、フオン寺への投資を強化すれば、これは国内外の観光客を引き寄せるところとなることでしょう。


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