ベトナム人の連休

(VOVWORLD) -ベトナムでは、毎年4月30日は南部解放記念日の祝日で、休日です。今年の4月30日と5月1日のメーデーは週末を入れて、4連休となりました。これを利用して、多くの人が国内各地や東南アジアの国へ旅行に出かけたようです。
ベトナム人の連休 - ảnh 1 ハロン湾=Cam.bgl

 

ベトナムでは、毎年4月30日は南部解放記念日の祝日で、休日です。今年の4月30日と5月1日のメーデーは週末を入れて、4連休となりました。これを利用して、多くの人が国内各地や東南アジアの国へ旅行に出かけたようです。

ハノイ市内にある旅行会社に入った予約数は、昨年の同じ時期と比べて、二倍だったということです。連休前に旅行代理店スタッフに話を聞きました。

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「北部にあるコト島の探検ツアーやハロン湾、バンドンビーチなどへのツアーに申し込みが多くなっています。これは新しい傾向です。2泊3日、又は1泊2日のプランが人気です。」

北部のニンビン省にある世界遺産のチャンアン、そしてチャンアンと同じく陸のハロン湾と呼ばれているタムコック、バンロン自然保護区などはベトナム国内外の観光客を引き付けています。実はこれらは、ハリウッド映画「キングコング:髑髏島どくろとうの巨神」のロケ地として注目を集めている場所です。先ほどの旅行代理店スタッフの話です。

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「チャンアンで、映画の撮影後に解体された髑髏島どくろとうが復元されました。アフリカの先住民族風の家や木製の舟、日用品などの小道具も再現されました。観光客は、チャンアンのボート乗り場からボートで、髑髏島どくろとうを無料で訪れることができます。」

ベトナム人の連休 - ảnh 2 北部の有名な避暑地サパ=Huy Lê

 

一方で、北部の有名な避暑地サパ、モクチャウ高原、中部の有名リゾート、ニャチャン、避暑地のダラット、南部のフーコック島、ムイネービーチへ行くツアーも多くの申し込みがあったそうです。特に、4月29日から6月24日までの間で、計5日間、中部のダナン市で行われている国際花火大会も人気だということです。

今回の連休に向けて、多くの旅行会社が、様々なキャンペーンを行いました。例えば、これはすべてハノイからの値段ですが、ダナンとホイアン旧市街3泊4日のツアーは475万ドン、日本円でおよそ2万3千円、ニャチャン行き3泊4日は539万ドン、日本円でおよそ2万6千円、フーコック3泊4日ツアーは599万ドン、日本円でおよそ2万9千円、ダラット3泊4日は537万ドン、日本円でおよそ2万6千円など、お得な料金だったようです。

最近では、旅行会社を通さずに、レンタカーやマイカーで家族旅行をする人も増えています。ハノイに住む女性の話です。

(テープ)

「何年か前の連休に、ホーチミンやカントーといった遠いところに旅行しました。今年は友達の家族と一緒に、ハノイから約70キロ離れたリゾートで過ごすことにしました。山の近くにあって、涼しい気候です。旅行費用はそんなに高くありません。自分達で飲み物や食べ物などを用意していくからです。」

その他、タイやカンボジア、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、香港、中国、日本などへの海外旅行も、多くのベトナム人の関心を集めています。

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