独立記念日を祝う雰囲気

(VOVWORLD) - 毎年9月2日、ベトナム国民は、独立記念日を祝いながら、ホーチミン主席を偲びます。

この数日、ベトナム国内各地と海外で、ベトナム人は9月2日の独立記念日を祝う様々な活動を行っています。そして、その楽しい雰囲気の中で、人々はホーチミン主席とその多大な功労を思い浮かべます。

独立記念日を祝う雰囲気 - ảnh 1     9月2日朝のバーディン広場(写真:Dantri)

(TDHT Quoc ca tai quang truong Ba Dinh)

今朝6時半、ハノイのバーディン広場では、ベトナム国歌が流れました。ホーチミン廟の前で、大勢の人が集まって、国歌を歌いながらホーチミン廟参りするために並び、順番を待っています。その中に、北部山岳地帯タイグエン省から来た若者たちがいます。

(テープ)

「9月2日は独立記念日ですね。ここに来て、祖国と国の指導者を誇りに思っています。」

「気持ちは言葉で表現できませんね。民族自尊心が高くなっています。」

7時半、人々はホーチミン廟に入り始めました。北部山岳地帯ハーザン省シンマン県に住むグエン・ティ・フゥオンさんは次のように話しています。

(テープ)

「楽しくて、感動しています。ホーチミン廟をお参りする人は大勢ですね。皆は、ホーチミン主席を思っているそうです。」

バーディン広場で、観客は72年前行われた独立宣言を発表する式典に関する物語に耳を傾けました。1945年9月2日午後2時、この広場で、ホーチミン主席は独立宣言を読み上げ、ベトナム民主共和国の誕生を告げました。

(Bang Bac Ho doc Tuyen ngon Doc lap)

それ以来、9月2日はベトナム民族の共通の祭りとなってきました。北部ニンビン省から来たトン・バン・チュンさんは次のように話しています。

(テープ)

「当時、私はまだ小さかったので、独立記念日の意義を十分に分かりませんでしたが、成長し、革命活動に参加してきたので、その意義を理解でき、感動しています。独立・自由によって、今日の幸せな生活を送れる様になりましたね。」

1945年の9月2日からちょうど24年後、ベトナム史上において、不思議な暗合がありました。それは、ホーチミン主席が1969年9月2日に死去したということです。

毎年9月2日、ベトナム国民は、独立記念日を祝いながら、ホーチミン主席を偲びます。その偲び方は様々ですが、同じ点は、ホーチミン主席への敬愛とその功労への感謝の意を表わすことです。北部山岳地帯バクザン省に住む中学3年生のド・ゴック・オワインさんは次のように話しています。

(テープ)

「ベトナム民族の独立・自由を勝ち取ったホーチミン主席を誇りに思っています。私たちは、社会と国に貢献するために、心身練磨に力を入れています。」

独立記念日を祝い、ホーチミン主席を偲ぶことは、ベトナム国民の民族自尊心と愛国心の向上にも役立つといえるでしょう。

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