中部アルオイ県の少数民族の新米祭り

(VOVWORLD) - 新米祭りは、豊作を与えてくれた神様に感謝の気持ちを表すためのもので、アルオイ県の少数民族の年中行事の中で最も重要な祭りの一つです。

ハノイから南へ700キロ以上離れたところにあるベトナム中部トゥア・ティエン・フエ省アルオイ県は、パコやタオイ、コトゥなどの少数民族の居住地です。年末の収穫期になると、これらの少数民族の村は、「アザ」(AZA)と呼ばれる新米祭りの雰囲気に包まれす。

中部アルオイ県の少数民族の新米祭り - ảnh 1 神様にお供え物をする儀式

アザ祭りは、豊作を与えてくれた神様に感謝の気持ちを表すためのもので、アルオイ県の少数民族の年中行事の中で最も重要な祭りの一つです。この地の人々は、どんなに遠いところに出稼ぎに出ていても、村に戻ってこの祭りを楽しむのが一般的です。これは、家族団らんのチャンスでもあります。地元の一人グエン・ホアイ・ナムさんは次のように話しています。

(テープ)

「村人は全員、集まって新米祭りを行い、豊作を与えてくれた神様に感謝の気持ちを表します。もし、その年が不作になった場合、翌年の豊作を祈願するために、新米祭りを行います。」

中部アルオイ県の少数民族の新米祭り - ảnh 2 新米祭りでお供え物として使われるお餅「Aquat」

新米祭りの準備作業はかなり時間がかかります。男性たちは、祭りで使われるお供え物としての動物を用意します。その一方で、女性たちは、森へタケノコや山菜を採りに行って、伝統的な料理の原材料を用意します。少数民族パコ族の一人べト・ティ・二さんは次のように話しています。

(テープ)

「パコ族の行事の中で、アザ祭りは最も重要なものです。アザ祭りで神様にお供えするものは、ご飯、焼き鳥、豚肉のほか、ネズミ、カエル、魚なども含めます。この祭りは1日間行われることが多いですが、その準備は祭りの一週間前に始まったんです。」

中部アルオイ県の少数民族の新米祭り - ảnh 3 新米祭りの踊り

アルオイ県に住む少数民族の考えでは、朝は一日中、気が最も良いということで、神に関する儀式は朝に行わなければなりません。新米祭りも朝から始まります。村長が村の集会所で神様を祭る儀式を行なうことで、新米祭りが始まります。村長が村を代表して村の集会所で神様にお供え物をするとともに、それぞれの家族も、自宅で神様にお供え物をします。家族のお供え物のほか、祭りに招待されたお客さんを御馳走するための料理も用意しておきます。

(テープ:現場の音)

アザ祭りで、村人は民族衣装を着て、「ザザ」や「ポチエンコーン」などの伝統的な踊りをして祭りを楽しみます。こうした新米祭りは観光客を魅了しており、この地の観光の目玉となっています。

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