ハザン省メオバックの愛の市場

ベトナム最北端にあるハザン( Ha Giang) 省に足を運ぶ観光客だれもが一度ここに開かれる市場に行くことを望むことでしょう。ハザン省の市場では売り買いだけでなく、若い男女の出会いの場でもあります。

現場の音

ハザン省メオバックの愛の市場 - ảnh 1

毎週日曜日、早朝から売り買いする人たちがメオバック県の中心地にあるメオバック市場に出かけて行きます。メオバック市場は昔から毎週日曜日だけ開かれます。この市場はメオバック県の中でも最も賑やかな市場です。

現場の音

市場で売られている品物は様々です。少数民族の人々は自分が作った農産物や手づくりの小物を売ります。そして、市場で冬服、プラスチック製の履物、スポーツシューズ、携帯電話などを買います。買い物はしなくても市場に行く人々もいます。市場では人々と出会えたり、好きな食べ物を味わえるからです。赤ザオ族のファン・ティ・ムイ ( Phan Thi Mui) さんは次のように語りました。

(テープ)

「お金があまりないので、買いものは少ないです。今日、家の米を売り、100万ドンを手にしました。市場に行くのは楽しみのためです。」

メオバック市場で最も印象深いは女性たちが例になって、地酒を売るコーナーです。これらの地酒の原料はトウモロコシでそれを醸成したものです。イタリア人の観光客Malco Cusaniさんは次のように語りました。

(テープ)

「私は食べ物をいくつか買いました。ここにはイタリアにない食べ物があるからです。これらの食べ物を味見したいのです。また、この市場にはお土産になる多くの品物があります。


ハザン省メオバックの愛の市場 - ảnh 2

一方、メオバック市場と違って、ハザン省カウバイ市場に行く人々は買い物をすることではなく、恋人と出会い、自分の気持ちを打ち明ける場所です。100年前から開かれていたこの市場は愛の市場、つまり、ラブマーケットと呼ばれています。

伝説によりますと、昔ヌン族の男性がザイ族の女性を好きになりますが、家族の反対で別れなければなりませんでしたが、それで、毎年3月27日に、会うことを約束しました。二人が毎年出会う場所は徐々に市場になります。お互い好きなのに結婚できない男女が年に一度出会う場所となりました。メオバック県に住むトゥ・ミ・タ ( Tho Mi Tha) さんは「この愛の市場に行くのは愛する女性と逢うためである」と、次のように語りました。

(テープ)

「カウバイ市場から10キロ離れたところに住んでいます。市場で結婚する前、好きな女性と再会しました。昔、互いに結婚できればと思いますが、彼女は今他の人と結婚したので、ただ互いの気持ちを打ち明けました。お互いに尊重しあうからです。

現在、カウバイ・ラブマーケットは互いに結婚できない男女との再会のばだけでなく、若い男女の出遭いの場でもあります。ここから、多くの若い男女が人生の伴侶となりました

 

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