クァンビン省は積極的に新農村作り運動に参加しているベトナム中部の地方です。特に、同省では大規模な田んぼ作りプロジェクトが展開されており大きな成果を収めています。

また、同省の指導部は農業における機械化や農村道路改修拡張を行なってきました。他の省の大規模な田んぼ作りに関する経験を学んだ後、クァンビン省の指導部は1ヘクタールにあたる大規模な田んぼを作ったり、水利施設を改修したり、田んぼと結ぶ道を舗装したりしました。

クァンビン省、レトゥイ県、フォントゥイ村に住むチャン・ティ・タインさんは「720平方メートルの田んぼ面積を所有していますが、以前、年に２回しかとれなかったのでコメ生産高は非常に低かっただが現在、大規模な田んぼ作りのお陰で、生産高は高くなっている」と明らかにしています。タインさんは次のように語りました

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「大規模な田んぼ作りプロジェクトは我々の農民に多くの利益をもたらしています。たとえば、田んぼ道はかつて細く、凸凹だったがコンクリートの舗装により、整備され広くなりました」

これまでに、クァンビン省の指導部は数十社の企業が大規模な田んぼ作りプロジェクトに参加することを呼びかけました。大規模な田んぼでは稲作のほか、唐辛子やピーナツ、芋、タピオカなどが栽培されています。

大規模な田んぼ作りプロジェクトを効果的に実施したクァンビン省クァンニン県は15ヘクタールの農地を利用して、スイカを栽培しています。クァンビン省クァンニン県人民委員会のハ・スァン・フン副委員長は次のように語りました

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「農民はスイカ栽培のお陰で高い収益を収めているので、とても喜んでいます。以前は、360ヘクタールの稲作面積での収益は3百万ドンでしたが今、その収益は1千2百万ドンにのぼっています。農民の生活が著しく改善されています」

2016年、クァンビン省の稲作用の田んぼに加え、ほかの農作物を栽培する田んぼにも広げ、総面積は６６００ヘクタールを見込むで、数千人の労働者が雇用を創出されます。クァンビン省農業農村開発局のグェン・コク・ウィット局長は次のように語っています。

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「クァンビン省は水田農業再構築を早期に実施した地方です。また、我が省の指導部は省内の企業に農業発展に投資するよう呼びかけました。これまでに、農民と企業による連携により、農業は飛躍的に発展しています。大規模な田んぼモデルは広がっており、インフラ整備も進められています」

クァンビン省は大規模な田んぼモデルで収めた成果に満足せず、品種改良や様々な農作物を転作するため、全力を挙げて取り組んでいます。