ハノイは5月中旬を過ぎ、気温は37度で、湿度も高くなっています。皆さんのお住まいの町はいかがですか。では早速お便りをご紹介します。
先頃いただいたお手紙の中で、福岡県の外村周三さんからは「ベトナムのコーヒーが欲しい毎日です。やっぱりベトナムコーヒーと日本のコーヒーは違いです。さてリクエストがあります。コーヒーの歌を歌った歌を聞かせてください」とのお便りがありました。
外村周三さん、お便り、どうもありがとうございました。ベトナム中部高原地帯は赤土が多いので、コーヒー栽培面積はとても広いです、ベトナムコーヒーは独自のコーヒーの味に溢れています。
現在、ベトナムは世界でコーヒー輸出国としてよく知られています。今日のこの時間はコーヒーをテーマにした歌をお届けしましょう。
初めに「ベトナムのコーヒーカップ」(Ly ca phe ban me)
この歌は「コーヒーは君に何を語りかけるだろう
コーヒーの香りが漂う
コーヒーの香りは君の髪を優しく包む
君の瞳に春が見える
次に「コーヒーの闇陰」(bong toi ly café)をお聞きください。
「今夜、君と共に話す人が居ない
今夜、君と囁く風がない
君の部屋は闇に包まれる
コーヒーの暗い影、暗いスペース
君への愛はいつまでも」
ある詩人は「朝、起きていつもコーヒーの香りを思い出す
夕べ夢の中で、唇に苦く甘く感じた
暇のとき、コーヒーを飲みながら、昔の思い出に浸る」といいました。
最後に「高原よ、コーヒー栽培の季節だ」(cao nguyen mua café)をどうぞ
いかがでしたか、皆さん、今日はコーヒーをテーマにした歌をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。