ハノイを歌う



10月も半分になりました。涼しい風が吹き、小鳥がさえずり、花の甘い香りが漂うころ、人々は思い出に浸るでしょう。
さて、福岡県の外村文人さんからのリクエストが届いています。「ハノイの秋を思い出しています。「ハノイの秋を思う」をリクエストします」とのお便りでした。外村文人さん、いつもリクエストありがとうございます。

ハノイを歌う - ảnh 1

1954年10月10日にベトナム人民軍は山岳地でフランス軍を追い出した後、ハノイに入場しました。これにより、フランス植民地支配に終止符を打ちました。そんな1954年の秋とハノイが解放された日を思いながら、ハノイに関する曲をお届けしましょう。

始めに、外村文人さんのリクエスト曲「ハノイの秋を思う」(Nho mua thu Ha Noi )をどうぞ

  「ハノイの秋はスアという花の季節

風にもスアの花の香りがある

ハノイの湖は霧が包まれ

誰かを懐かしんでいることが感じられる

ある日、ハノイの秋はその問に答えるだろう」

続いて、1954年10月10日の首都ハノイの解放的な雰囲気を描いた歌、

「ハノイに進もう」(Tien ve Ha Noi)をどうぞ

「ハノイよ、兵士たちは愛する首都に進軍している

海の波のように

ハノイよ、解放の日、勝利の日

民族の力、国の栄光

市民は国を称える歌を歌いながらも、国旗を掲げて、首都に進軍した兵士らを歓迎する」

最後にハノイについての名曲「ハノイを思う」( Nho ve Ha Noi) をどうぞ

 「どこに行っても、愛する首都、ハノイを思う

緑の並木通りを思う

夏の日々、子守歌の代わりのセミの鳴き声を思う

朝早くあるいは夜更けにハノイの郊外に向かう電車の音を思う

戦争中の首都についての記憶は今なお残る」

いかがでしたか皆さん、今日はハノイに関する名曲をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。また来週、お会いしましょう。

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