ベトナムの子守唄




ご機嫌、いかがですか、皆さん

ハノイは何週間も曇っいましたがここ数日間晴れてきて、新芽が青く吹き出しています。では早速、お便りをご紹介します。

先頃、いただいたお手紙の中で、愛知県の滝一仁さんからは「子守唄をリクエストします」とのお便りがあります。

滝一仁さん、お便り、どうもありがとうございます。

では今日のこの時間はベトナムの子守唄をお届けします。

はじめにベトナム少数民族の女性は朝早くから夕方まで畑で仕事をします。母親たちは赤ちゃんを背負いながら畑仕事します。そのため、畑での子守唄が生まれました。

でははじめに「畑での子守唄」をどうぞ

「いい子よ、お休み

お母さんは畑仕事をしているから、

泣かずにお休み

お母さんはあなたを愛しているよ

いい夢を見てね、トウモロコシの芽が出ているよ

いい子よお休み」

ベトナム南部各地で春の朝早く、夜遅くまで、静かな空間の中から母の子守唄の声が聞こえてきます。その歌を聴くと限りない母親の心を理解できるようになります。

次に「春の子守唄」をどうぞ

「いとしごよ、お休み

春が軒先に佇んでいる

愛しい子よお休み

春が鳥の翼で眠っているうちに

いとし子よ、くっすりお休み」

長い戦争時代、作曲家グェンバンティは「母は子供を愛する」という子守唄を作曲し、大きな反響を呼びました。この子守唄が今でもよく歌われています。この歌は子供だけでなく国のへの母親の愛を描いたものです

最後に「おしまいに「母は我が子を愛する」(Me yeu con )をどうぞお聞きください。

「愛しい子よ、可愛い口は枝に咲く花のよう                   

早朝の日差しや露を求める花

平和を抱く木の葉、

愛し子よ、お休みなさい」

国の独立のための闘争

子供の姿も国の戦争の姿に溶け込む

子供を抱いて、春の鳥たちの声を聞こえてくる     」

いかがでしたか、皆さん、今日は子守唄をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。

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