ご機嫌、いかがですか、皆さん
ハノイは旧暦の3月に入りました。霧雨の長い日々が終わった思ったら、いきなり30度の晴れ間が出て、クーラーを使用する日々です。今日のこの時間は福岡県の外村文人さんからのリクエストにお答えして、ベトナムの風景を描いた歌をお届けします。
写真:Nguyen Thoai.wordpress.com
でははじめにハノイの夕暮れの風景を描いた「夕暮れの月」(Trang chieu)をお送りします。
「昔、薄い日差しの中で君は私に別れを告げた
涼しい風が私の心をなでるように吹き込んでいる
今、私は一人で川のほとりで泣いている
夕暮れの月が空で君を待っている」
続いては「ハノイの秋を思う」をどうぞ
次に、ベトナムの農村風景を描いた「私の村」(lang toi )をどうぞ
「私の村、竹の緑に包まれる
夕暮れ、教会からの鐘の音が聞こえてくる
広々とした畑、黄金色の稲穂を照らす日差し
幸せな生活を送る農民たち」
ではおしまいに「幼い頃の川に戻る」(tro ve dong song tuoi tho)をどうぞ
「誰の故郷にも川がある
幼い頃の思い出に溢れる川
長年、故郷を離れた私
今日、愛する家に戻った、
川はいつまでも若い
私の心は川と共に喜んだ」
いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムの風景を描いた歌をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみにごきげんよう。