お元気ですか、皆さん。

ここ数日、暖かい日が続くハノイです。天気がよいとやはり外で遊びたい気分になりますね。皆さんのお住まいの町はいかがですか？

先ごろ、東京都西多摩郡から小野崇夫さん（おの たかお）のお便りをいただきました。

「日本では「秋」というよりも「冬」に近づき朝晩はかなり冷え込むようになりました。毎日のハノイの気温を聴くとうらやましく感じられます。終了前の歌「私のおばあさん」は良い歌ですね。是非また聴きたいものです。よろしくお願いします。」との内容でした。

小野さん、リクエスト、どうもありがとうございます。

先日お送りした「私のおばあさん」という曲は若い作曲家グエン・ビン・ティエンの歌です。グエン・ビン・ティエンさんは民謡を基にした作品でよく知られています。今日のこの時間は小野さんのリクエストにお答えして、作曲家グエン・ビン・ティエン（Nguyen Vinh Tien）の歌をお届けします。

始めに、「私のおばあさん」 （Ba toi）をどうぞ

「日差しの中で、私のおばあさんは私を村の門に連れて行った

村の道に、私とおばあさんの影が映っている

村の道は長いけど、曲がりくねっている

おばあさんは天国に行ってしまったけど

いつまでもおばあさんのことを思う」

次に、「私の村の男たち」（Trai lang toi）をお届けます

「私の村の男たち

昼間は都会へ出稼ぎに行き

汗を落とすが、いつも微笑んでいる

私の村の男たち

夜、家に帰ってくると

笑い声が村の道のどこでも聞こえる」

次に、「露が飛び上がる」（Giot suong bay len）をどうぞお聞きください

「露が跳ね上がれ、草木も飛び上がれ

私とあなたも一緒に飛び上がるような気がする

露は名前がない、草木も名前がない

田畑に鳥のさえずり声が聞こえる」

いかがでしたか、みなさん。今回は、作曲家グエン・ビン・ティエン（Nguyen Vinh Tien）の歌をお届けしました。それでは、今日のリクエスト音楽はこれで終わりです。来週のこの時間を又お楽しみに。御機嫌よう。