ご機嫌いかがですか、皆さん.
ハノイは冬に入りかけましたが。昼間はまた暑さが戻ってきました。日差しが強くて照らし、温度は28度ぐらいです。クーラーを使用しています。皆さんの町はいかがですか。
今日のこの時間は福岡県の外村文人さんからのリクエストにお答えして、ベトナムの民族楽器1弦琴ダンバウの演奏をお届けします。
音楽散歩道とリクエスト番組で、1弦琴ダンバウが何度も紹介されました。皆さんのご存知のように、ダンバウは長い歴史を持つ民族楽器です。
弦が一本しかないのこの楽器の音色は低く、甘い音色を持っています。そのため、この楽器はベトナムの民族 楽団の中で、一番魅力的な楽器と言われてきます。
はじめに、ダンバウの演奏で「故郷のメロディー」(Giai dieu que huong )をどうぞ
一弦琴ダンバウは11世紀の李王朝時代に演奏され始めました。当時、竹で作られたこの楽器は素人民謡を歌う歌手の伴奏楽器として使われましたが、貴い木で作られるようになりしたので演奏者の器用な手で美しいメロディーの流れが響き渡ります。
続いてダンバウの演奏で「故郷」( Que huong )をどうぞ
ある詩人は「ダンバウの音色だと言えば、高い音は母親の声であり、低い音は父親の声である」と言いまし た。ダンバウはべトナム南部、中部、北部、それぞれの地方の民謡を素晴らしく表現できる楽器です。多くの外国人の人々がベトナムに足を運んだとき、「ベトナム、ダン バウのメロディーの国」と評価しました。
最後にダンバウの演奏「国の調べ」(Cung dan dat nuoc )をどうぞ
いかがでしたか、皆さん、今日はベトナムの民族楽器ダンバウの演奏をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。また来週、お会いしましょう。