バックカン省における新農村作り


バックカン省における新農村作り - ảnh 1
道路がコンクリートで舗装された。

北部バックカン省は、年内に、4つの村が新農村作りの基準を満たすように取り組んでいます。それらの村は、バックトン県のカクザン村、クアンビン村、バベー県のカオチー村、及びナリー県のクオンロイ村です。この目標を達成する為に、これらの地方は、インフラ整備、環境保全などを集中的に行っています。

この数年間、バックトン県クアンビン村は新農村作り国家目標プログラムを交通インフラ整備、水利システム、文化施設、学校などの建設プログラムと結びつけて実現した結果、新農村作りに関する全て19の基準の中の15の基準を達成できました。経済社会発展、貧困解消の面において、クアンビン村の住民は、植物の転作、生産への先進的科学技術の導入を主体的に行ってきました。この間、同村は、栽培、畜産、職業訓練、仕事斡旋などに関する20あまりのモデルを展開してきました。

バックカン省人民委員会のリ・タイ・ハイ委員長は次のように語っています。

(テープ)

「私たちは、新農村作り国家目標プログラムを現地の実情に相応しく柔軟的に実現しました。重要なのは、農民の収入を増やす為に、生産活動を支援するということです。」

バックカン省の生産発展分野は、職業転換、生産、栽培、畜産方法の刷新を集中的に行ってきました。この5年間、生産発展への支援金で、鶏や水牛、ヤギ、豚の飼育、オレンジ、みかん、タネ無し柿、お茶、無農薬野菜の栽培など53の栽培、畜産モデルを実現させました。これらの生産モデルは、経済的効果をもたらしたため、さらに広まっています。

バックカン省における新農村作り - ảnh 2


オレンジ、ミカンを主体とした栽培をしているバックトン県クアントアン村ナトイ村落に住むマ・バン・クオンさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「オレンジ、ミカン栽培のお陰で、私たち農民は安定した生活を送れるようになりました。私たちは、果物栽培の傍ら、農作業と畜産もやっています。」

バックカン省人民委員会のリ・タイ・ハイ委員長は、持続可能な新農村作りを目指す方向について、次のように明らかにしました。

(テープ)

「バックカン省の行政当局と住民は、新農村作りを主体的に実現してきました。こうしたスピードで、2020年までに、およそ22の村が新農村作りの基準を満たすでしょう。来年、さらに6つの村が基準を達成する予定です。バックカン省はまだまだ困難な地方ですので新農村作りプログラムの実現に、各企業や農民の支援を呼びかけているところです。」

バックカン省は、生産発展、貧困解消と持続可能な農業再構築を結びつけて、集中的に行っています。現地の各地方は、引き続き畜産と栽培モデルを実行、拡大させています。こうしたことが、バックカン省における農村部が好転し、持続的に発展へつながるでしょう。

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