竹トンボ作りのタックサ村

(VOVWORLD) -タックサ(ThachXa)村は、竹トンボ作りで広く知られています。竹トンボと言っても日本のものと違って、竹でできたトンボの形の、いわゆる「やじろべえ」です。トンボのくちばしの部分でバランスをとって遊びます。
竹トンボ作りのタックサ村        - ảnh 1

ハノイ郊外にあるタックサ村は、この竹トンボを20年近く作っています。この村にある仏教寺院への参拝者向けに、お土産品として作ったのが始まりです。当時から不思議な感じのかわいいトンボで、1個当たり5千ドンから1万ドン、日本円でおよそ25円から50円という手ごろな値段のため、売れ行きはよかったそうです。供給量より需要が高かったことから、多くの家庭が 農作業の傍ら、竹トンボ作りをしてきました。そして、それがタックサ村の主な職業となりました。

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村の住民の話です。

(テープ)

「竹トンボ作りは、まず表皮を残して竹を削ってから、乾燥させます。次に、羽根、胴体、口の形を作った後、組み立てます。その後、色を塗ってカラフルなトンボにします。一番難しいのは、トンボが水平にバランスをとれるよう、羽根を胴体に付けるところです。トンボだけでなく、鳥や蝶々、亀なども竹で作れますよ。」

タックサ村で一番有名な竹トンボ工房と言われるのは、タイさんの工房です。トンボがしっかりしていて、美しく、デザインも豊富です。タイさんの話です。

(テープ)

「私が、村で最初に竹トンボを作りました。初めは子供向けに作っていました。それを寺の参拝者のための土産物として販売したんです。現在まで、竹トンボ作りは順調に発展してきました。タックサ村の竹トンボは、色彩や光沢、耐久性に優れていると評判です。」

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竹トンボの柔らかさと持ちの良さを追求するために、職人たちは、表皮がしなやかで強度がある竹を栽培する北部のホアビン省やトゥエンクアン省などへ買い付けに行っています。竹トンボを仕上げるためには10の工程があります。本物のトンボのように見える工夫や、くちばしの部分が三角に尖っていて、これを支点として指や紐などでバランスをとれるように、職人たちは、それぞれのポイントを丁寧に細かく行わなければならないそうです。そしてカラフルさを出すために、色や模様を加えます。先ほどのタイさんの話です。

(テープ)

「タックサ村の竹トンボは、ベトナム各地、特に大都市の観光地でお土産として販売されているほか、日本、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリスなどにも出荷されるようになっているんですよ。くちばしの先でバランスをとって飾る竹トンボについて全く知らない外国人観光客は、うちの村に来ると、みんな興味を持っていました。」

竹トンボは、ベトナムの素朴なお土産の一つとして知られるようになっています。タックサ村の職人たちは、ベトナムの地方色豊かな文化を広めるために、可愛い竹トンボ作りに励んでいます。

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