人権問題における対話と協力精神の重視




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ニューヨークに本部を置く国連(写真:Vietnam+ )

ベトナムは2014~2016年期の国連人権理事会のメンバーとしての2年間の任務を果たしました。この任期に、ベトナムは人権分野における対話促進と国際協力、同理事会の運営活動の効果向上、明白性の確保などに効果的に貢献してきました。今後も、ベトナムは人権分野における国連人権理事会のイニシアチブを引き続き実施してゆきます。

2013年11月12日に行われた総会で、国連人権理事会の理事国14か国の改選選挙が行われ、ベトナムが193ヶ国の中、184ヶ国の票を得て、トップ当選しました。この出来事はベトナムの独立、自主的外交と国際社会への主体的参入政策の実施に重要な意義を持っています。

主体的、積極的、責任のあるメンバー

国連人権理事会入りを初めてするベトナムは他のメンバー国と協力して、人権分野における試練を効果的に解決しました。毎年、ベトナムは国連人権理事会の年次高級会合に参加してきました。ベトナムの積極的な参加はUPR=普遍的定期的審査規制の厳格な履行を通じて示されています。

ベトナムは国連人権理事会において、ASEAN=東南アジア諸国連合のコーディネーターとしての役割を担う他、障害者の権利に関する地域の作業グループ、人権に関する気候変動の影響に関する作業グループの積極的なメンバーとなりました。

ベトナムは人権高等弁務官事務所と率直的に対話を行いました。そして、国連人権理事会の報告員や特別専門家が常にベトナムを実務訪問しました。

対話と協力を重視

国連人権理事会の活動に参加する時、ベトナムは対話と協力を重視し、相互交換と相互尊重を基礎に、人権を保護、促進するという目標に取り組みました。ベトナムは人権保護はそれぞれの国の責任である。それぞれの国の人々は自国の経済、歴史、文化、社会などに関する条件に見合いながら、人権保護措置を取ることを主張しています。

これに従って、国連人権理事会と国連の各機関はそれぞれの国の人権保護のための順調な環境を作る必要があります。ベトナムは国連人権理事会の活動を行った際、メンバー国の対話、協力に配慮しました。

ベトナムは対話と協力を通じて、発展権利の確保、暴力と人身売買、女性、児童、人体障害者の権利確保など発展途上諸国が関心を持っている問題の解決に貢献してきました。国連人権理事会の理事国として務めていたベトナムはこれらの問題に関して30件の決議を制定しました。

人権に関するイニシアチブの続行

ベトナムは2014~2016年期に、国連人権理事会のメンバーとしての任務を果たしてきましたが、今後も、国連人権理事会を含め、人権に関する国連の体制に積極的に参加してゆきます。これにより、ベトナムは人権に関する対話や協力精神を掲げており、人権に関して相違の立場がある国々を含め、対話国、友人国との2国間関係の強化に寄与します。

また、ベトナムは気候変動対応、障害者や子どもの権利保護、持続可能な目標の実現、国連人権理事会に提出したイニシアチブを引き続き履行します。ベトナムはECOSOC=国連経済社会理事会、ユネスコ執行理事会などの場で、同様のイニシアチブを促進します。

そして、地域レベルでは、ASEANの体制、及び、AICHR=アセアン政府間人権委員会の活動に関連する内容を盛り込んでいます。

 

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