国際社会におけるベトナムの威信向上


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この30年、ドイモイ刷新事業に伴う国際社会への参入事業により、ベトナムの威信はかなり高まっています。1986年以前孤立してたベトナムは現在、国連加盟193カ国の中の187カ国と外交関係を樹立しました。その中の15カ国と戦略的パートナーシップを、他の10カ国と全面的パートナーシップを築いています。特に、国連安全保障理事会常任理事5カ国を始め、日本、インド、ドイツなど世界のほとんどの大国と戦略的パートナーシップか全面的パートナーシップを築くことができました。ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは多くの国と関係を築きました。この15年、幾つかの国と戦略的パートナーシップか全面的パートナーシップを構築することができました。特に、この5年間だけで、ベトナムと戦略的パートナーシップを構築した国は8カ国増えました。戦略的パートナーシップを築いた国の中の10カ国は全面的な戦略的パートナーシップに格上げしました。」

1995年7月にベトナムがASEAN東南アジア諸国連合に加盟したことは、ベトナムの国際社会への参入事業に突破口を開いた出来事であると見られています。また、その翌年の1996年、ASEMアジア欧州会合の創立メンバーとしてベトナムは設立に大きく貢献してきたと評されています。そして、1998年、APECアジア太平洋経済協力会議に加盟しました。特に、2007年1月にベトナムがWTO世界貿易機関に加盟したことはベトナムの国際組織への全面的な参加を示す重要な節目となりました。在ベトナム国連の元コーディネータープラティブハ・メータ氏は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムの国際社会への参入は印象的でした。ASEAN、APEC、ASEMなど地域レベルとグローバルの協力体制のほとんどに参加しており、地域と世界の重要な貿易協定をたくさん締結しました。また、国連の諸活動にも積極的に参加しています。これらは、グローバルな課題の解決に対するベトナムの役割と責任を示していると思います。」

これまで、ベトナムは、二国間か多国間の協力枠組みで12件のFTA自由貿易協定を締結しています。これらの協定は56カ国が参加しています。その中で、ベトナムとEU欧州連合との協定はベトナム経済の更なる発展に弾みをつけてゆくと見られています。

在ベトナムデンマーク大使館のチャロット・ラウルセン大使は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムの国際社会への積極的な参入を示すものとしてあげられるのはベトナムとEU=欧州連合がFTA=自由貿易協定を完了したということです。その他、ベトナムはCOP21=国連気候変動枠組条約第21回締約国会議で採択された「パリ協定」に署名しました。また、各国議員のフォーラムであるIPU=列国議会同盟の総会がベトナムで開催されました。ベトナムで開催された世界イベントとしてこれは最大規模と言えます。国際の場におけるベトナムの役割は日増しに高まっています」

国際社会への参入はベトナムの国内の経済発展と平和維持、世界各国との友好関係の構築に寄与しています。ベトナムは世界に対して、自国が世界各国の信頼にたるパートナーと国際社会の責任があるメンバーであることを裏付けています。

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