国際社会参入へ取組むASEANに有利な条件を作るWEF ASEAN 会議

(VOVWORLD) -13日、「ASEAN 4.0:企業と第4次産業革命の精神」をテーマにしたWEF ASEAN 2018= ASEAN世界経済フォーラム2018は2日間の議事日程を終え、閉幕しました。
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WEF ASEAN 2018の主催国として、ベトナムはWEF、及び、ASEAN加盟諸国と共に、2025年のASEANビジョンを成功裏に実現するため、第4次産業革命におけるASEAN加盟諸国の発展に関する議題を集中的に討議しました。

WEF ASEAN開催で最も成功の一例

WEF=世界経済フォーラムのクラウス・シュワ 会長は「この27年間、行なわれたWEF ASEANの中で、今年の会議は最も成功した」と強調しました。

統計によりますと、この会議に関し、7890件の記事が執筆されたほか、700万人がソーシャルネットワークを通じて監視し、コメントを出しました。また、およそ9万人が会議の討論会の生中継を視聴しました。

ASEANは団結、統合、発展、繁栄の共同体づくりに力を入れていますので、この会議はASEAN加盟諸国の企業と政府の深い関心を集めていました。ASEAN加盟諸国の指導者とWEFの企業1000社がこの会議に参加することはASEANに対する国際社会の関心を示しています。グェン・スアン・フック首相は次のように語りました。

(テープ) 

「WEF ASEAN 2018が成功裏に開催されたことはWEFとベトナムを含む ASEAN加盟諸国との効果的な協力を示しています。会議の枠内には60件の討論会が行われ、多くの代表が参加しました」

ASEANの展望

WEF ASEAN2018では第4次産業革命がもたらすチャンスを活用し、試練を乗り越えるための多くの構想や対策が打ち出されました。ASEAN加盟諸国は自らの力を活用して、創造性に有利な条件を作り出す必要があるということを認識しました。そのため、会議で、ASEAN加盟諸国はリスクを解決するための対策を出しました。

シカゴ大学経営学部教授のジェームズ・O・マッキンゼーにより設立された、アメリカに本社を置くコンサルティング会社であるマッキンゼーアンドカンパニーのグローバルマネージングパートナーであるケビンスニーダー氏は次のように語りました。

(テープ) 

「この会議を見ると、ASEANの発展を楽観視できるようになります。ASEANは困難を乗り越えることができることを確信しています。ASEANがさらなる成功を収めるため、労働生産性の向上に投資を強化する必要があります」

WEF ASEAN2018はASEAN共同体づくりが精力的に進められ、第4次産業革命の影響が深刻化されている背景の中で開催されました。今回の会議の成功を通じて、ASEAN加盟諸国はASEANの今後の発展の方向を定めることに寄与することでしょう。

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