清廉で建設的な政府づくり

「スタートアップの年」に選ばれた2016年が終わり、清廉で建設的な政府づくりの方針は精力的に実施され、目覚しい成果を見せてきました。2017年に入り、政府は「綱紀の強化、責任感の向上、創意工夫の発揮、迅速かつ持続的な発展」をテーマに、あらゆる分野でこの方針の実施を継続するとしています。

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フック首相、就任宣誓を行なう

「清廉な政府」づくりとは効果的な活動を行い、言行一致を守り、閣僚間の緊密な連携を維持し、統一した運営体制を確立した政府を構築するということです。また、政府は国のために尽力し、断固として汚職を撲滅すべきです。

さらに、「建設的な政府」とは企業や市場経済体制の運営に有利な条件を作り出す政府です。従って、人材育成やインフラ整備、政策の調整を行なわなければなりません。

2016年、実施に踏み切った

政府は2016年を「スタートアップの年」に選び、清廉で建設的な政府の構築を進め、国民と企業の奉仕に努める決意を固めました。経済専門家のファム・チ・ラン女史によりますと、国民、とりわけ企業界は就任後、清廉で建設的な政府づくりを打ち出したグエン・スアン・フック首相のアイディアを高く評価しています。フック首相は企業経営者や労働者、及び人民各層と一連の会合を行うなど、各省庁、地方に対し、企業の発展に有利な条件を作り出すよう、具体的な行動計画の作成を促しました。ラン女史は次のように語りました。

(テープ)

「政府は一年だけでなく、5ヵ年行動計画を打ち出し、建設的な政府の構築やこれまでと全く異なるような経営環境の改善に踏み切りました。また、国の発展における国家、企業界、人民各層の役割を強調しました。首相のアイディアは副首相らの支持を受けています。一方、各省庁は一定の好転を見せてきました。」

建設的な政府づくりの方針は発展に原動力をつけるような法律文書の公布で具体化されました。国会・対外委員会元委員長のブ・マオ氏は次のような意見を述べました。

(テープ)

「政府は断固たる行動をとり、国民、とりわけ企業経営者を喜ばせてきました。また、首相は各規定を点検するよう求め、法の支配への意識を示しました。さらに、国会に対し、政府の運営に基盤を作り出すため、法整備を進めるよう要請しました。」

2017年、実施を促進

「清廉で建設的な政府づくり」の方針が実施されてから9ヶ月にわたり収めた成果は国内世論から高く評価されています。これは今後、政府が実施を強化する時の原動力になります。2016年末に行なわれた63の省・市の行政府とのサテライト会議で、グエン・スアン・フック首相は次のように語りました。

(テープ)

「我々の最も重要な任務は社会管理、国防・安全保障の維持、対外活動を拡大することです。ただ、政権の健全化、清廉かつ建設的で、国民と企業の奉仕に努める政府の構築を重視しなければなりません。これらの任務を立派に果たすべきです。」

このように語ったフック首相はドイモイ=刷新と改革を進めない限り、打ち出した目標をなかなか達成できないとの見解を示し、次のように語りました。

(テープ)

「2017年のテーマを『綱紀の強化、責任感の向上、創意工夫の発揮、迅速かつ持続的な発展』としています。ベトナムの発展度合は地域と世界各国と比べ、低いレベルなので、創意工夫を凝らし、競争に励んでいく必要があります。これは清廉で建設的な政府づくりの方針の実施を目指す重要な措置です。」

この方針を具体化させるため、フック首相は各省庁、部門に対し、マクロ経済を安定化し、インフレ率を4%以下に抑制し、GDP=国内総生産の伸び率を6・7%にするという目標を実施する傍ら、政策の調整、行政手続きの簡素化に取り組んでいくよう求めました。一方、投資経営環境の改善に関し、フック首相は次のように語っています。

(テープ)

「我々の目標は投資経営環境や競争力に関し、国際ランキングで地位を向上させることにあります。各省庁、部門は個人事業主350万人に会社などの法人設立を促すよう、激励政策を研究する必要があります。一方で、各省庁、地方は行政手続きの改革を進め、省レベルの競争力指数や行政改革指数を達成するため、具体的な解決策をとらなければなりません。」

清廉で建設的な政府づくりは長期的な段取りです。2017年、政府と各地方が遂行する任務はこの段取りにおける重要な一環となり、工業化現代化事業の加速に寄与することでしょう。

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