独立記念日の連休における観光

(VOVWORLD) -今年の9月2日のベトナム独立記念日の休日は、土曜日と日曜日を合わせ、3連休となりますが、多くの旅行会社は、複数の短期間の観光ツアーを企画すると共に、様々な形で、割引キャンペーンを行っています。これらの措置は観光サービスの質的向上に役立ち、観光客の誘致にも貢献すると期待されています。

旅行会社の代表によりますと、今回の休日は長くないですが、観光ツアーを予約した観光客の数は先月と比べ、20%~30%増加しています。2泊3日、または、3泊4日の国内ツアーと海外ツアーが観光客を魅了しているとしています。

実際、観光客の多くが選んでいる国内パッケージツアーは、北部山岳地帯ハーザン省への体験ツアーや、ベトナム最高峰のファンシーパン山をロープウェイで登るツアー、モックチヤウ草原へのツアー、中部のビンディン省クイニョンビーチ、ダナン市、ニャチャンビーチ、南部のフークオク島などでの海水浴ツアー、南西部各省での水上生活体験ツアーなどです。

一方、海外ツアーについては、タイ、シンガポール、マレーシアなどの東南アジア地域諸国へのツアーが人気を集めています。

サイゴンツーリスト社の案内人グエン・ホアン・ニュンさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「当社は、旅行者のニーズに応えて、2泊3日、または、3泊4日という短期間のツアーを企画しています。ニャチャンビーチ、ダナン市、フークオク島などの国内パッケージツアー、及び、東南アジア諸国、日本、韓国、そして、欧州諸国などの海外パッケージツアーを提供しています。」

その一方で、多くの旅行会社は販促のために、様々な形で、割引キャンペーンを実現しています。サイゴンツーリスト社はその一例です。同社は、韓国や、日本、タイなどへの海外ツアーの予約を対象に、割引の上限額を6百万ドン(約3万円)としています。

他方、旅行会社「ベト社」は、カップル旅行に対して1割引するというキャンペーンを実施しています。これらの措置で、今年の独立記念日の連休は観光客が急増すると予測されています。

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