生活の清潔な環境のため    




台湾プラスチックグループ傘下のフォルモサ・スチールが、ベトナム中部ハティン省、クアンビン省、クアンチ省、トゥアティエン・フエ省の沿岸部一帯で、魚の大量死をもたらした海洋環境汚染を引き起こし、数十万人の生活に悪影響を与えてからちょうど1年が経ちましたが、ベトナム政府と関連各機関は、各地の漁民に様々な支援政策を実現してきました。

また、フォルモサ・スチール社は環境汚染を引き起こしたことに責任を負い、経済損失を受けた漁民、及び、海洋環境汚染処理に対する賠償金として総額5億ドルを支払ったということです。この間に、政府と現地行政府の努力とフォルモサ・スチールによる被害克服により、環境汚染処理作業は順調に進められています。

同時に、この環境汚染事件に関与してきた組織や個人が処罰を検討されています。この事件について、グェン・スアン・フック首相は「フォルモサ・スチールは環境汚染の後遺症を完全に処理した後に、再開できる。もし、同じようなことがあれば、永遠に閉鎖する」と断固とした態度をとりました。

その一方で、漁民への賠償支払い作業は公開的かつ公平な精神で急がれています。去る3月初めまでに支払った賠償金の77%が被害者の手に届きました。賠償金をもらった大多数の漁民たちは、党と国家の適宜な関心に満足しています。

さらに、多くの家庭は遠洋漁業を継続するために、大型漁船を造船しました。今なお環境汚染の被害を受けた漁民への賠償金支払いは続いています。

キリスチャンに意図的に社会秩序の混乱を働きかける

海洋環境汚染の処理に対するベトナム政府と現地行政府の努力にもかかわらず、これまでに、ゲアン省、ハティン省では、国内外の者たちと連携して、中部の沿岸部での魚の大量死を利用して、多くの人々に集会を呼びかけ、ソーシャル・ネットワーキング・サービスで抗議を展開し、ひいては、社会秩序担当者に反抗しました。

これらの違法行為は、反動組織の者たちにより扇動されたものです。殆どの組織的集会はキリスチャンの居住地で行われました。悪意を持つ者たちは、キリスチャンを扇動して「ホットスポット」を故意に作り出して、関連各機関が現場に行って、処理した後、それをきっかけにして、行政当局が「宗教を弾圧した」と歪曲し、国際組織にベトナム干渉を呼びかけることが狙いです。

関連各機関によりますと、2016年に、ベトナムの安全保障担当者は、反動組織「ビエト・タン」から資金をもらって、人々に国家抗議デモを呼びかけるための資料や写真を収集したり、配布したりしてきた二人を逮捕しました。

宗教は民族と共に歩む

各地の行政当局は海洋汚染環境の克服に努力しており、キリスト教徒の物心両面での生活を安定化させ、キリスチャンの信仰活動に有利な条件を作り出しています。

先ごろ、ゲアン省とハティン省で、幾人かの神父と反動組織「ビエト・タン」の者たちが引き起こした事件は、社会秩序を乱し、住民の生活と生産活動に悪影響をもたらし、憎悪を募らせ、全国民の大団結を破壊してしました。

これらの行為は、キリスト教の方向、教理、聖職者の任務に逆行し、ベトナムキリスト教教会の趣旨に深刻に影響しています。

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