第14期国会の任務


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20日、ハノイで開幕した第14期国会第1回会議の開会式で、グェン・フー・チョン共産党書記長は演説を行い、今国会の主な任務と2016年~2021年までの任期における国会の発展方向を明らかにしました。今日のこの時間はチョン書記長のこの演説の主な内容をお伝えします。

チョン書記長は法の整備、最高監視活動の質的向上と効果向上、対外活動の効果などを強調しています。

2020年をめどに、国の建設事業に求められる法律を整備する

チョン書記長は第14期国会の最初の任務として、統一性と実施可能性がある法律の整備と完備ということを強調しました。チョン書記長は次のように語りました。

(テープ) 

「法治国家の建設、人権、市民権の擁護、土地、資源、財政、通貨、投資、経営、環境などに関する法律を重視するかたわら、科学技術、教育養成分野にも関心を寄せる必要があります。法律を整備する際に、党の路線を基礎に、各国の経験を研究した上で、ベトナム情勢に見合った内容を選択して、取り入れなければなりません。

監視活動の質的向上、対外活動の強化

第14期国会は監視活動の効果向上に励み、監視活動を通じて、これに関連する文書を段階的に完備させる必要があります。監視活動は全国民と有権者が関心を持つ問題を集中的に行なうと共に、国会所属委員会の監視的役割を高め、国会における質疑応答を続行します。

チョン書記長は「第14期国会は経済、社会、国家予算など国の重要な問題やマクロ経済、国防・安全保障、及び、大勢の有権者の権利に影響を与える重要な投資プロジェクトを決定する時の責任をさらに高める必要がある」と強調しました。

今回の国会では2016年~2021年期における国家機関の指導者の選出と承認を行ないます。これは非常に重要な任務です。この任務を実施するため、国会議員は第12回党大会が提出した人事問題の方針を基礎に、自らの責任感を高める必要があります。

対外活動に関して、チョン書記長は次のように語りました。

(テープ) 

「オープン、かつ、多様化多角化という党と政府の対外路線を効果的に実施するため、国会の対外活動を引き続き強化する必要があります。また、世界各国の国会との友好協力関係に前向きな前進を見せるため、各国との2国間と国際場裏における対外活動を実施します」

国会所属機関と国会議員の活動の効果向上

チョン書記長によりますと、国会活動の効果は国会所属機関と国会議員に大きく依拠しています。そのため、国会常務委員会の活動の効果向上に引き続き努力をするとしています。国会議員に関して、チョン書記長は次のように語りました。

(テープ) 

「国会議員本人に関して、どのポストに就いても、人民の代表者としての権限、責任を十分に意識し、自分が出した行動計画を実施し、有権者と密接な関係を結び、国会と国会の各機関の活動の効果向上に積極的に貢献しなければなりません。これと同時に、汚職や官僚主義などの不正行為と断固として戦う必要があります」

このように語ったチョン書記長は「今後、国の建設防衛事業は多くの試練に直面することから、第14期国会は運営内容と方式を刷新し、自らの任務を立派に果たすよう」希望を表明しました。

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